黄さんは、上半身裸で体を鍛え、その体は「ムキムキ」、体中に力がみなぎっている。黄さんは17歳の時、列車で河南省の嵩山少林寺に行き、40代の僧侶に弟子入り。毎日、カンフーやパンチなどの練習をした。それから2カ月後、「感じ取れたものがあった」という黄さんは成都市に帰り、体を鍛えるために、計60キロの石を見つけてきて、「石アレイ」を作った。
初めは、両手で石を持ち上げ腕を鍛えていたものの、その後は片方の手で持った石をもう片方の手に投げて鍛えるようになった。それでも、上半身しか鍛えられないため、足を鍛えるために、黄さんは「石の靴」を自作し、「散歩」するようになったという。
約30年の間に、「石の靴」7足が壊れ、今のは8足目。今の重さには満足していないといい、「片方が50キロの『石の靴』に挑戦したい」と語る。
「人民網日本語版」2015年11月2日