北京、「007スペクター」の発表会にダニエル・クレイグが登場

大ヒット映画「007」シリーズ24作目となる「007 スペクター」の発表会が10日、北京で開催。プロデューサーのバーバラ・ブロッコリやジェームズ・ボンドを演じたダニエル・クレイグ、マドレーヌ・スワンを演じたレア・セドゥが登場した。新華網が報じた。

「007 スペクター」は7日に米国で封切られたのを皮切りに、世界各地でも順次公開される。既に、70の国や地域で、週間興行収入トップに立ち、興行収入は3億ドル(約360億円)を突破。シリーズ23作目の「007 スカイフォール」を抜いて、同シリーズ過去最高となっている。

007シリーズではクールな演技を見せるダニエル・クレイグだが、発表会ではメディアの質問に答え、退場する時もステージに戻ってファンにサインをプレゼントするなど、ファンサービス満点だった。これまでのジェームズ・ボンドの俳優と比べられることについて、ダニエル・クレイグは、「全く心配していない。世界で50年以上にわたって人気を誇るこのシリーズに出演した各俳優に、それぞれ長所がある。だから、シリーズのどの作品を撮影する時も、誰かを競争相手、ライバルと見たりはしていない。出演できたことをとても光栄に思っている」と語った。また、ジェームズ・ボンドと深くかかわるマドレーヌ・スワンを演じたレア・セドゥも、「確かにプレッシャーはあった。でもこの作品に出演できてとても光栄で、プレッシャーを忘れて、役に没頭することができた」と語った。

「人民網日本語版」2015年11月12日