夏休み映画や国慶節(建国記念日、10月1日)の大型連休に合わせて封切られた映画と比べれば見劣りするものの、11月の興行収入も伸びると期待が高まっている。過去の統計を見ると、11月の興行収入が年々上昇しており、特に2014年には、13年比大幅増となった。具体的には、11年11月9億元(約171億円)、12年10億9800万元(約208億円)、13年15億5千万元(約294億円)で、14年には一気に20億を超えて23億1800万元(約440億円)に達した。新華網が報じた。
ジャンルを見ると、11月に興行収入が伸びそうなのは基本的に洋画。11月には、公開される洋画が集中していることとも関係がある。7、8月は、「国産映画保護月刊」で、洋画の大作はほぼ上映されず、国慶節も国産映画が牛耳る。そのため、人気の洋画が自然と10月下旬から11月にかけて封切られる。