過去のダブル11は、「全国民にとってのショッピング祭」とは言えなかったが、親会社アリババが農村戦略の下準備を整えたことから、今年のダブル11では、農村部の消費を取り込む新サービス「農村淘宝網」が販売合戦の戦列に加わり、販売額は2億元(約38億6千万円)を突破した。
では、全国の省(自治区・直轄市)のうち、「土豪村(金持ち村)」が最も多いのはどこだろうか?農村淘宝網の統計データによると、「土豪村」トップ10のうち、浙江と江蘇が3村ずつでトップ、山東、河南、福建、吉林が1村ずつランクインした。
十大土豪村の首位に立ったのは、江蘇省宿遷市沐陽県沂涛鎮王廟村。第2位は同省沐陽県東小店郷謝圩村。第3位は浙江省温州市平陽県万全鎮中鎮村。注目すべきは、この中鎮村で、販売額50万元を上回る「ポルシェMacan(マカン)オフロード」が「ダブル11」当日に購入されたことだ。これは、農村淘宝網での同日の最高額の取引となった。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年11月12日