「爆買い」の嵐が吹き荒れた後、支払のための資金繰りの目途が立たないだけではなく、自宅の空間が買ったモノで溢れかえる状態になっている。これらの「モノの山」から、「心ときめくモノ」だけを残し、その他は思い切って「断捨離」する決心をするよう、貴方を助けてくれる存在-「収納整理コンサルタント」が今、新興職業の一つとして急成長している。北京晨報が伝えた。
〇日本の「断捨離」提唱者が北京で収納術を伝授
「人の身体に新陳代謝が必要であるように、皆さんの生活環境や自宅の空間も、新陳代謝が必要です。食べ過ぎは、必ず健康を損ねます」――。「ダブル11(独身の日、11月11日)」前週の週末、「断捨離」を提唱した「日本の収納クィーン」こと、やましたひでこ氏が北京を訪れ、収納に関する講演を行った。「断捨離」の「断」とは、「自分に必要でないものは買わない、受け取らないこと」、「捨」は、「家にある不要なモノを処分すること」、「離」とは、「モノに対する執着から離れ、開放感あふれた、心地よい、自由な空間に自分を置くこと」を、それぞれ意味する。