香港で組立を終え認証を得た初の小型プロペラ機「香港起飛」が15日、赤鱲角(チェクラップコク)を出発し、香港航空業界の新たな歴史を築いた。操縦を担当したパイロットの鄭楚衡氏によると、同機は初となる試験飛行の成功後、一連の試験を実施し、来年夏に地球一周飛行を実施する予定だ。新華社が伝えた。
同機の全長は24フィート、高さは5フィート7インチ、重量は1800ポンド。500人以上の中高生、エンジニア、パイロットが米国製の部品を使い、7年間の組立と試験を経て完成した。同機は出発前、飛行試験と安全評価に合格していた。
キャセイ・パシフィックのコーポレート業務担当の唐偉邦氏は、「同プロジェクトを通じ、香港の次の世代の航空業界に対する興味を養いたい。これらの若者は、航空業界の未来の柱だからだ」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年11月17日