スパコンの計算速度の世界ランキング「TOP500」の最新版が、16日に米国で発表された。中国のスパコン「天河2号」が6連覇を達成した。注目を集めた変化は、同ランキングに入選した中国製スパコンが、前回の3倍弱になったことだ。中国製スパコンは半年前の37台から109台に増え、欧州全体の107台を上回った。米国の台数は、過去最少となった。新華網が伝えた。
中国のスパコンの進歩は、メーカー別の入選台数でも示されている。中科曙光製のスパコンは今回49台入選し、伝統的なスパコン大手であるIBMの45台を上回り、ヒューレット・パッカードの156台、クレイの69台に続いた。
同ランキングによると、1位の天河2号の処理能力は33.86ペタFLOPS、2位の米国タイタンは17.59ペタFLOPS。3位は米国のセコイア、4位は日本の京、5位は米国のミラ。上位5台の順位は2013年6月から不動。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年11月17日