中国航空工業集団公司は陝西省西安市閻良区で18日、新型プロペラコミューター機「新舟700」の発表会を開き、海外11社と185機の供給契約を交わした。これは同機の開発が、プロジェクト発展の段階に入ったことを意味する。人民日報海外版が伝えた。
新舟700の最高航行速度は時速637キロ、最高飛行高度は7620メートル。同機は、半径800キロ内の輸送量が中クラスの地域向けに航空輸送事業を提供するという位置づけで、2013年に開発が始まった。南極・北極、青蔵(チベット)高原など一部の場所を除き、高原・高温地帯の複雑な飛行環境、短距離の頻繁な離着陸に対応できる。
同機は2016年に一部組み立てを、2017年に総組み立てを完了し、初飛行する。2019年に耐空証明を取得し、交付を開始する。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年8月19日