重慶市の大通りを毎日朝晩に通りかかると、2人の高齢者に遭遇するかもしれない。お婆さんは杖をついており、お爺さんは片手でお婆さんを支えている。お爺さんのもう片方の手には雨傘を持っており、よろよろと前に歩いている。彼らは65歳の息子と87歳の母親の親子だ。2人の高齢者は雨の日も風の日も毎日同じ道を歩き、すでに5年が過ぎた。重慶晨報が伝えた。
介護が必要な母親のため、息子は毎日朝晩3時間歩く
蒋華鑫さんと母親は約3.5キロ離れた2か所の団地に別々に住んでいる。蒋さんは「母親は介護が必要なので、ずっと一緒に暮らすことを望んでるが、母親は非常に頑固で、自分の家に住み続けている。2010年から、母親の世話をしやすいように毎日朝晩母親の送迎をしている」と話す。(編集JK)
「人民網日本語版」2015年11月16日