10月14日、東京都の舛添要一知事と自転車で都内を巡るロンドン市のボリス・ジョンソン市長
ここ数年来、地球温暖化防止の環境保護の理念が世界を風靡するに伴い、自転車は健康と環境保護のエコロジーな交通手段としてますます人気が出ている。日本は自動車の先進国であると同時に自転車大国でもあり、中国、米国に次ぐ世界第3の自転車大国だ。日本は世界で最も人口密度が高い国のため、都市部の地価は高く、コミュニティは密集しており、道路が狭いうえに日本国民の「我慢する」性格が加わり、独特な自転車文化を形成した。文匯報が伝えた。
「ママチャリ」は一番の足代わり
日本人が最もよく使用する自転車のモデルは欧米のようなスポーツを目的としたマウンテンバイクやレーススタイルの自転車ではなく、中国の一般的な自転車に比較的似ている「ママチャリ」と呼ばれるものだ。この自転車の前部にはだいたい便利な買い物かごがあり、後部には子供用の椅子が取り付けられており、発電ライトが装備されている。日本の町じゅう至る所でこの自転車に乗る老若男女を見かけ、日本人数百万人が毎日この交通手段に頼り生活している。