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人口密度の高い日本、自転車と歩行者の「徐行文化」

人民網日本語版 2015年11月16日16:03

10月14日、東京都の舛添要一知事と自転車で都内を巡るロンドン市のボリス・ジョンソン市長

ここ数年来、地球温暖化防止の環境保護の理念が世界を風靡するに伴い、自転車は健康と環境保護のエコロジーな交通手段としてますます人気が出ている。日本は自動車の先進国であると同時に自転車大国でもあり、中国、米国に次ぐ世界第3の自転車大国だ。日本は世界で最も人口密度が高い国のため、都市部の地価は高く、コミュニティは密集しており、道路が狭いうえに日本国民の「我慢する」性格が加わり、独特な自転車文化を形成した。文匯報が伝えた。

「ママチャリ」は一番の足代わり

日本人が最もよく使用する自転車のモデルは欧米のようなスポーツを目的としたマウンテンバイクやレーススタイルの自転車ではなく、中国の一般的な自転車に比較的似ている「ママチャリ」と呼ばれるものだ。この自転車の前部にはだいたい便利な買い物かごがあり、後部には子供用の椅子が取り付けられており、発電ライトが装備されている。日本の町じゅう至る所でこの自転車に乗る老若男女を見かけ、日本人数百万人が毎日この交通手段に頼り生活している。


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コメント

最新コメント

中川 清三   2016-02-15125.53.124.*
 日本の自転車事情をよくまとめた文章にびっくりした。日本には古くから自転車が多く利用され、自転車製造メーカーが沢山あり中でも「石丸自転車」や「ミヤタ自転車」は操業が古く、昨今では「FUJI」・「パナソニック」・「ブリジストン」などの後発組が多機能自転車や電動アシスト自転車を作っているが、20年ほど前から日本人の技術管理の元で、中国製の自転車が目立ち、「ママチャリ」と言われる1万円前後の安くて故障が少ない自転車が主流となって、日本国内で作られた自転車は10万~20万円と高額品になっている。 面白いことに中国製と解っている日本の中古自転車がアジア・アフリカ・中東方面に輸出され、日本人が愛用していたと言うだけで、中国や韓国製の新品の自転車より高値で取引されている。 話が変わって、20年前の日本の駅前には、通勤通学者が放置する自転車が社会問題となっていた。最近の駅前ではすっかりと放置自転車が消えてしまった。消えた自転車は地下深くに有料駐輪場を作り、その駐輪場の仕掛けに世界が驚き、客が地下駐輪場入り口にあるレーンに自転車を置き、マイカードでボタンを操作すと、扉の中に自転車が引き込まれ、横のモニターにはもの凄い早さで地下深くの所定の位置に、自転車が運ばれ駐輪完了となる装置が普及している。ユーチューブ等で紹介され、日本人が持つ発想とハイテクノロジーが注目された新しい環境美化が実現している。