もともとはガソリンスタンドに4年間勤務していた陳漢明さんはボールペン画という珍しい芸術に魅了された。
「不可思議だ」…生き生きとしたボールペン画を見学した多くの人の最初の感想だ。陳さんは「ボールペンで絵を描くのは鉛筆を使ってデッサンするのとは違い、書き間違えても書き直せない。なので、一筆ごとに根気よく慎重に書くことが必要だ。1枚の絵を完成させるためには最低2~30時間を必要とする」と話す。
陳さんは今年大学を卒業したばかりの小庄さんとボールペン画を通して知り合い、共同で小さな展示会を開催した。10数枚ばかりの絵は彼ら2人が3年間蓄積してきたものだ。陳さんは「自分の最大の夢は個展を開くことだ」と話す。2人はこの芸術がより多くの人に受け入れられることを望んでいる。(編集JK)
「人民網日本語版」2015年11月17日