【内容の創意工夫と効果】
◇事前課題として日本人への質問を30個考えさせ、祭りの空いている時間を見つけて積極的に話しかけるよう促した。
⇒祭り感想の中に、〈勇気が鍛えられた〉〈自分の足りないところがわかった〉などの表現があり、普段受身の多い学生にとって自主性を育てるという視点で有効的だった。
◇相互理解として各学校の街紹介を盛り込んだ。
⇒生徒達による街紹介は、地域の美味しい食べ物や有名な場所、方言の紹介など、各学校工夫を凝らした発表となった。〈武漢の発表がすごかった〉などの感想があり、貴重な生徒同士の交流になったようだ。
◇日本料理作り(おにぎり・タコさんウインナー団子作り)の体験
⇒〈おにぎり作りは簡単そうに見えますが作るのはとても複雑です〉〈日本人の味付けは中国に比べてうすいこともわかりました〉〈一番おいしかったのは、やはりみんなで作った昼ごはんでした〉との感想から、自分たちで作って食べたという達成感が感じられた。日本では馴染み深いおにぎりの具〈梅干し〉は、「酸っぱい」という単語を生徒たちにすぐに覚えさせた。
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn