北京の一部地域では1日、PM2.5の最高濃度が1立方メートル当たり900マイクログラムに達した。アメリカ航空宇宙局(NASA)が発表した衛星写真を見ると、煙霧が帯状になり北京から南西に延び、陝西省にある関中平原が特に深刻であることが分かる。参考消息網が伝えた。
この写真は11月30日に撮影された。最も明るい部分が霧と雲。大気汚染のため、雲の無い場所は黄色あるいは灰色の煙霧に完全に覆われている。12月1日は、北京で今年最も深刻な煙霧が発生してから5日目で、朝から空が灰色の霧に覆われた。屋外の空気にはむせ返るような匂いがあった。PM2.5のピーク値は、局地的に1立方メートル当たり1000マイクログラムに達した。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年12月4日