2015年インターネット+科学普及サミットが、18日午後に北京市で開かれた。同サミットは中国の科学普及におけるニューメディア活用の現状に関する「モバイルネットワークユーザーの科学普及行為ビッグデータ報告書」を発表した。報告書によると、2015年にネットユーザーから注目を集めた科学関連ニュースは、「煙霧とその原因」、科学知識のジャンルは「健康・医療」となった。人民網が伝えた。
報告書によると、今年ネットユーザーに最も注目された科学知識のジャンルは、健康・医療(22%)、緊急時の身の守り方(16.4%)、気候・環境(14.8%)となった。ネットユーザーから注目を集めた科学関連のニュースは、煙霧とその原因(23.9%)、地球のいとこ「ケプラー452b」発見(18.5%)、天津市の爆発事故の原因(17.9%)、屠呦呦氏のノーベル賞受賞(11.2%)、MERSの感染状況(10.2%)の順となった。
男性は女性よりも積極的にモバイルネットワークを使って科学関連の情報を手に入れている。彼らは開放的な視野を持ち、航空・宇宙、情報技術など、先進技術と関連する分野に興味を持ちやすい。一方の女性は健康・医療、食品安全など、生活に関連した情報に注目する傾向がある。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年11月19日