ここ数日、中国北方地域の多くの都市で大気汚染が原因の「煙霧」が「爆表」レベル(計測不可能なほど高いレベル)となっており、特に北京での煙霧が深刻だ。揚子晩報が伝えた。
デジタル地図・ナビゲーションサービスの高徳地図は、煙霧の日と正常な天候の日のユーザーの外出率の変化を比べることで、45都市の週末の外出状況(目的地は景勝地とする)と大気の汚染レベル(AQI指数)の関連性を調査分析し、都市住民の大気汚染に対する忍耐力を判断した。
この調査結果をまとめた「2015年Q3中国主要都市交通分析報告」によれば、煙霧の日の北京における乗用車ユーザーの外出率は正常な天候の日よりもわずか1.23%の低下で、市民の外出にほとんど影響を及ぼしておらず、煙霧に対する忍耐力は非常に強かった。一方、西安では外出率が30.53%減と大幅に低下しており、煙霧に非常に敏感であることが分かった。
大気汚染に対する忍耐力ランキングのトップ5は北京、南京、太原、合肥、瀋陽となっている。また大気汚染に敏感な都市のトップ5は西安、鄭州、済南、濰坊、石家荘となっている。(編集TG)
「人民網日本語版」2015年12月1日