寒くてなかなか起きられない?有名な睡眠医学専門家、北京朝陽病院呼吸器疾患研究所睡眠呼吸疾患診療センター長の郭兮恒教授は、気持ちよく目覚める方法を教えてくれた。人民網が伝えた。
・起きたらお湯を飲む
朝の一杯目の水は非常に重要で、体を目覚めさせ、新たな一日の始まりを伝えてくれる。人体は夜間の睡眠中に、尿、発汗、呼吸によって多くの水分を消耗する。起きたばかりの人体は、生理的な水不足の状態となっている。夜間に人体から失われる水分は450ミリリットルほどで、起きてから水を飲むことで代謝により失われた水分を補給できる。
・寝室内の電気をつける
早起きが難しければ、寝室内の電気に手伝ってもらおう。目覚まし時計が鳴ったら直ちに起床し、寝室内のすべての電気をつける。外の空気が綺麗であれば、窓辺に立ち何回か深呼吸する。こうすれば体は快適な一日を迎えられるだろう。
・リズミカルな曲を聴く
長年枕元に置いている目覚まし時計を、無意識のうちに止めてしまったことはないだろうか。これは脳が聞き慣れた音を無視できるからだ。携帯電話を目覚まし代わりにする習慣があるならば、音を頻繁に変えると良いだろう。ただし「子守唄」のような音は避けるべきで、リズミカルな音楽で目覚めると良いだろう。音楽は脳内の酸素と血液の流動を促し、体を動かしたくなる。(編集YF)
「人民網日本語」2015年12月7日