2015年12月18日  
 

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日本のノーベル賞ラッシュはいつまで続くか (2)

人民網日本語版 2015年12月18日12:58

多額の経費が科学研究につぎ込まれただけでなく、日本の学術界にもよい空気が流れ、研究者らも研究に集中することができた。これも、近年、日本人のノーベル賞受賞が相次いでいる理由だ。在日中国科学技術者聯盟の楊克儉会長は取材に対して、「日本社会の雰囲気からすると、社会全体が学問や学者に敬意を持っている。日本の子供の夢からもそのことが分かる。多くの日本の子供が大きくなったら科学者になりたいと思っており、『ノーベル賞が夢』と語る子供も少なくない。つまり、日本社会において学者は高い地位にある上、ノーベル賞に対するあこがれも強い」と分析する。

楊会長によると、日本は科学研究プロジェクトの管理体制が整っており、組織も研究者個人も、長い目を持って科学研究に携わっている。利益優先の企業でさえも、目の前にある利益だけに目を向けるのではなく、研究、開発を重視し、長期にわたって研究開発や人材育成に資金を投じる。楊会長は、「日本人は、まじめできっちりしており、細かい所にまで注意を払うことで知られる。この性格が科学研究、特に自然科学の分野の研究に有利に働く。これも、日本人が社会学の分野ではあまりノーベル賞を受賞していない理由の一つ」と分析する。


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