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タイで史上最大の交通プロジェクト始動 中国の技術と設備を採用

人民網日本語版 2015年12月21日16:32

中国とタイの鉄道協力プロジェクトの始動式が19日午後3時、タイのアユタヤ県バンパインにある鉄道駅で行われた。タイの10県をつなぐ、全長845キロの同鉄道プロジェクトは、中国・ラオス鉄道プロジェクトに続き、中国の鉄道産業・技術標準が全面的な海外進出を果たした新たな重要成果と見られている。中国鉄道総公司の責任者は取材に対し、「同プロジェクトは将来的に中国・ラオス鉄道と連結し、中国とタイの鉄道の相互連結を実現、さらにアジア横断鉄道中央ルートの貫通を促進する」と述べた。環球時報が伝えた。

中国・タイ鉄道協力プロジェクトは、▽バンコク~ケーンコイ線▽ケーンコイ~マプタプット線▽ケーンコイ~ナコンラチャシマ線▽ナコンラチャシマ~ノンカイ線の4段階に分かれ、線路の幅は1.435メートル、設計時速は180キロ(将来的には250キロまでスピードアップが可能)。建設においては中国の技術・標準・設備を全面的に使用する。タイの華字紙「泰国世界日報」の報道によると、中国とタイは昨年12月、両首脳の立ち合いの下、協力了解覚書に調印した。以来、中国・タイ鉄道協力合同委員会は9回の会議を開き、今年12月3日に政府間鉄道協力枠組み文書に署名した。タイ国有鉄道の総裁は「来年5月の正式な着工を望んでいる」としている。タイ紙「バンコクポスト」によれば、これはタイ史上最大規模の交通プロジェクトで、工期は4年とされている。

タイ運輸省の副大臣は取材に対し、「航空運輸と比べ、中国・タイ鉄道協力プロジェクトの最大のメリットは効率的で安価な貨物運輸を実現できる点にある。将来は中国南西部からラオスを通り、タイに直通する輸送ラインが完成し、中国・タイ・ラオス、さらにはASEAN諸国の相互連結が促進される。これは中国とタイだけでなく、ほかの国にも利益をもたらす」と述べた。

ボイス・オブ・アメリカは「中国・タイ鉄道が予定通り着工すれば、画期的な意義のある大きな出来事となるだろう。これは、長らく計画されてきたアジア横断鉄道が正式な建設段階に入ることを意味するばかりでなく、周辺国家にとっても模範となる。各国の鉄道網を連結する技術標準が確立され、中国鉄道技術の東南アジア普及のモデルとしての役割を果たす」と指摘したほか、「中国・タイ鉄道の建設が、中国と東南アジア諸国間の貿易および観光業発展にとって意義を持つのは言うまでもない。より重要なのは、このプロジェクトが中国の鉄道建設・輸出、産業アップグレード戦略の突破口となった点だ」と指摘した。(編集SN)

「人民網日本語版」2015年12月21日

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