瀬野清水・元駐重慶日本総領事、人民網読者に新年の挨拶

申年の春節（旧正月、今年は2月8日）を迎えるにあたり、元駐重慶日本総領事の瀬野清水氏が、人民網の幅広い読者に新年の祝福を送った。瀬野氏は映像の中で、日中関係は改善し、日本への中国人観光客も増加の一途をたどっていることを指摘し、両国間でこうした人的交流がさらに増加することに期待を示した。

北京・上海・広州・香港・重慶などを転々とし、25年にわたって外交活動に携わった瀬野氏は、文字通りの「中国通」として知られる。中国のネット民に向けた春節の祝いの中では、日中両国の関係はここ数年、厳寒の冬を経てきたが、まもなく春は訪れるはずだと語った。訪日中国人観光客が増えているのは両国関係改善の象徴である。観光交流は、経済発展に有利に働くだけでなく、両国民の相互理解を促すことにもなる。瀬野氏は、こうした人的交流がさらに増えていけばいいと今後に期待を示した。

瀬野氏は、日中両国の関係を今年もさらに深めるためには皆さんとともに努力することが必要だとし、人民網の読者に対し、幸多き申年と家族の幸せ、万事順調の祝福を送った。（編集MA）

「人民網日本語版」2016年2月5日