外交部、ベトナム側が航行地図を政治化しないことを望む

国際民間航空機関（ICAO）が三亜飛行情報区に関する航行地図などの情報を公式ウェブサイト上で見直したとのベトナムメディアの報道について、外交部（外務省）の陸慷報道官は2日の定例記者会見で「報道は事実ではない。ベトナム側が航行地図を政治化しないことを望む」と表明した。

【記者】ベトナムメディアは同国民間航空局の情報として、国際民間航空機関（ICAO）がベトナム側の要求に応じて三亜飛行情報区に関する航行地図などの情報を公式ウェブサイト上で見直したと報じた。ICAOはすでにベトナム民間航空局に書簡を送ったという。これについてコメントは。

【陸慷報道官】把握しているところでは、その報道は事実ではない。航行地図の標識の目的は迅速で効果的な航空管制とナビゲーションを提供し、国際民間航空の安全と秩序を守ることにある。関係方面がこれを政治化しないことを希望する。（編集NA）

「人民網日本語版」2016年2月3日