国家統計局のサイトが伝えた情報によると、2016年2月に製造業購買担当者指数(PMI)は49.0%で。前月を0.4ポイント(p)下回った。中国経済網が伝えた。
企業の規模別PMIデータをみると、大規模企業は49.9%で同0.4p低下し、景況感のボーダーラインである50%を下回った。中規模企業は49.0%で横ばいとなり、ボーダーを下回った。小規模企業は44.4%で同1.7p低下し、引き続きボーダーを下回り低迷傾向を示した。
産業分類別にみると、製造業PMIを構成する5つの指数のうち、生産指数がボーダーを上回ったほかは、新規受注指数、従業員指数、サプライヤー配送時間指数、原材料在庫指数のいずれも50%を割り込んだ。
生産指数は50.2%で同1.2p低下し、前月に続いてボーダーを上回った。製造業の生産状況は増加傾向を維持したものの、増加幅が縮小したことがわかる。
新規受注指数は48.6%で同0.9p低下し、2カ月連続でボーダーを下回った。製造業の市場ニーズが減少を続けたことがわかる。
従業員指数は47.6%で同0.2p低下し、引き続き低迷傾向を示した。製造業企業の労働力が持続的に減少し、減少幅が拡大したことがわかる。
原材料在庫指数は48.0%で同1.2p上昇したが、引き続きボーダーを下回った。製造業の主要原材料のストックが持続的に減少したものの、減少幅は縮小したことがわかる。
サプライヤー配送時間指数は49.8%で、引き続きボーダーを割り込んだ。製造業の原材料サプライヤーの商品引き渡しにかかる時間が長くなったことがわかる。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年3月1日