「わたしのウチには、なんにもない。」では日本の清純派女優として有名な夏帆がヒロインを演じ、夏帆の演じるまいを取り巻く彼女の夫、母親、祖母と2人の友人を中心にストーリーが展開していく。登場人物は少なく、ストーリーもシンプルだが、俳優たちの誇張した表情とコミカルなシーン設定で魅力たっぷりな仕上がりとなっており、視聴者は見ていて落ち着かなくなり、すぐにも立ち上がって家中の不要なものを全部捨てたくなるだろう。
実際にあったことをもとにしたドラマ
「わたしのウチには、なんにもない。」は実際にあったことをもとにしたドラマで、原作者のまいは実在の漫画家だ。小さい頃から家具と物がたくさん詰まった古い家に住み、毎回お客が来るたびに慌てて物を仕舞い込む、という生活を過ごしてきた。高校で失恋した後、元カレのものを見てイライラしたまいがそれらを捨てた時に「すごい快感だった」ことから「捨て変態」の道を歩むことになったという。