「グリーンカードで受け入れられた気持ちに」
山東省東営市公安局の出入境管理支隊の大きな中国の地図の横で、胡明・支隊長からグリーンカードを、興奮気味に受け取った中国名・喬徳瑞というインド人は、同市でグリーンカードを取得した4人目の外国人となったと同時に、同市で初めてグリーンカードを取得した企業の上級管理職でもある。
喬さんは、「グリーンカードを取得できて、受け入れてもらった気持ちになった。東営は私の第二の故郷。第13次五カ年計画(2016‐20年)について、メディアを通じていろんな情報が入っている。私が従事している太陽光発電産業は、中国の新エネルギー産業の発展計画に合致するもので、関連の技術分野は世界でもトップクラス。今後、技術の研究開発を強化して、一流の商品を作り、第13次五カ年計画の達成のために貢献したい」と語った。
グリーンカードのハードルを適度の高さに
数カ月前、中国プロバスケットボールリーグ (CBA)に所属する北京ダックスの助っ人ステフォン・マーブリー選手は、手続きの書類をたくさん持って、北京市公安局出入境管理局を訪れ、グリーンカードを申請。すぐに願いがかなった。「グリーンカードは単なる1枚の紙ではない。便利な生活と心温まるサービスを意味する」と興奮気味に語った。マーブリー選手がグリーンカードを取得し、北京に「居場所がある」と感じるようになったのに疑問の余地はない。