李克強総理の調印を経て、国務院はこのほど、「汎珠江デルタ地域の協力の深化に関する指導意見」を通達した。汎珠江デルタ地域の協力をさらに高いレベル、深い分野、広い範囲へと発展させるよう後押しするものだ。新華社が伝えた。
汎珠江デルタ地域とは、福建省、江西省、湖南省、広東省、広西チワン族自治区、海南省、四川省、貴州省、雲南省の9省区、および香港特別行政区、澳門(マカオ)特別行政区を指す。同「意見」は、革新、協調、グリーン、開放、共有の発展理念をしっかりとうち立てて徹底的に実施し、協力発展と相互利益・ウィンウィンのテーマを堅持し、改革の深化と開放の拡大に力を入れ、協力発展メカニズムをさらに整え、より公平で開放的な市場システムを早急にうち立て、珠江-西江経済ベルトと省区の枠を越えた重要協力プラットフォームの建設を推進し、大陸部9省区の一体化した発展を促進し、香港・澳門との緊密な協力を深化させ、経済的に繁栄し、社会が調和し、生態環境に優れた汎珠江デルタ地域を構築することが必要であると指摘する。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年3月16日