専門家は武漢大学と東湖の花見ルート開設を提案
観光業責任者の多くは、美しい花を鑑賞するためだけに人が集まるのではなく、より多くの人は一種の文化を見るために集まっていると指摘している。武漢観光局の責任者は「武漢大学に桜を見に行く人々は単に桜を眺めに行くのではなく、より多くはその桜の歴史や武漢大学の古くて素朴な建造物と文化的な雰囲気を楽しみに行くのだ。これらはまねできない希少性がある」と語る。
ある観光客は桜の季節に武漢大学はより多くのサービスを提供できないだろうかと提案している。例を挙げると桜の歴史の展示や博物館や駐車場、レストランなどの施設を一般的に開放してはどうかというものだ。また「北京大学に習い、より寛容に見学者を受け入れることで、武漢市の観光都市イメージに貢献できると思う」と語った。
湖北大学観光発展研究院の馬勇院長は「武漢大学はまず大学キャンパスとして学生の学業を満足させることを優先すべきだ。今年採用した入場制限という方法は武漢以外から訪れる観光客にとっては計画的に花見をできるという点で有利に働いた。しかし武漢大学は他の方法も試してみるべきだろうと思う。例えば武漢大学で花見を終えた後で、後門から東湖へ移動し、船に乗って東湖の桜園の桜を鑑賞するといった花見専用ルートの開設などが考えられる。そうすれば観光客を分散できるだけでなく、武漢の花ツアーのサポートにもなる」とした。(編集TG)
「人民網日本語版」2016年3月18日