1～2月の外資導入額が2.7％増加　商務部

商務部（商務省）の沈丹陽報道官は17日に行われた同部の定例記者会見で、「今年1～2月、全国の実行ベース外資導入額は1418億8千万元（1元は約17.2円）に上り、前年同期比2.7％増加した」と発表した。

沈報道官によると、「サービス業の実行ベース外資導入額が持続的に増加し、技術力の高いサービス業の増加幅が大きかった」。具体的には、「1～2月のサービス業の実行ベース外資導入額は891億6千万元で同5.7％増加し、全体の62.8％を占めた。技術力の高いサービス業が持続的な伸びをみせ、159億1千万元に達して同156.6％増加した」という。

沈報道官は、「中部・西部地域の契約ベース外資導入額が大幅に増加した」と指摘した上で、「1～2月の中部・西部の契約ベース外資導入額は、中部が251億3千万元で同26.2％増加し、西部が158億6千万元で同14％増加した」と述べた。

沈報道官は対外直接投資について、「今年1～2月の金融分野を除く対外直接投資は1959億7千万元で同71.8％増加した。『一帯一路』（1ベルト、1ロード）の関係国への投資が22億3千万ドル（1ドルは約111.1円）に上って同41.1％増加し、同期の対外直接投資の7.5％を占めた」と述べた。（編集KS）

「人民網日本語版」2016年3月18日