ダイエットのためには「口を制御」しなければならない。その点、イスラエルの専門家は、何を食べるかだけでなく、いつ食べるかにも注意しなければならないとしている。同国のワイツマン科学研究所の研究者は、新陳代謝は体内時計によってコントロールされており、日の出から4時間は、脂肪や糖分の燃焼が最も理想的なレベルに達することを発見した。この時間帯は最も食事に適している。新華社が報じた。
研究者が米国科学アカデミー紀要に発表した論文によると、体内には数百種のミトコンドリアのタンパク質があり、その多数の濃度が日の出から4時間にピーク値に達することを発見した。また、糖のエネルギー転換率を決める酵素もその時間帯にピーク値に達する。その他、脂肪酸がミトコンドリアに入り酸化分解するのを助けるタンパク質は午後6時にピーク値に達するため、この時間が脂肪を分解するのに最も適している。このような研究結果に、毎日日の出の時間に基づいて食事の時間を決めなければならないと思う人も多いかもしれないがその必要もないようだ。研究者は、「体内時計があるということを認識し、昼夜が逆転する生活をしなければそれでいい」としている。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年3月24日