米国の専門家によると、食事をする前に、料理の写真を撮ってSNSでシェアすると、食事の楽しみが倍増するという。ロシア紙「ラシイスカヤ・ガゼータ」の20日付報道を引用して環球網が伝えた。
専門家チームは、ボランティア100人を集め、食事前に料理の写真を撮ってSNSにアップ、シェアしてもらい、そのあとに食事をしてもらうという実験を行った。その結果、実験に参加した人の90%は、「このようなプロセスを踏むと、いつもの食事がいっそう美味しく感じられる」と答えた。
専門家は、このような現象が起こる理由について、次の通り説明した。
人は、料理の写真を撮るときに、その外観をさまざまな角度から観察し、評価を行うものだ。このようなプロセスを経た場合、撮影してSNSでシェアした料理がどんなものであろうと、実際口にしたとき、いつもより美味しく感じられる。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年3月22日