重慶市江津中山古鎮では1日、職人の陳長発(67)は料理をいっぱいに並べた2メートルの長さにも及ぶトレイを頭に載せ、気をつけながら道を歩いている。「すみません、料理が出ますよ」という呼び声で、第11回中山古鎮「千メートルの宴会」が始まった。重慶晩報が伝えた。
料理を頭に載せて出すという伝統的な妙技を陳さんは37年間やり続けている。これまで数年間の「千メートルの宴会」では、招待されて料理を出してきた陳さんは、今年弟子を連れて来た。陳さんのトレイは自ら丹精を込めて製作したもので、一番長いものは4メートルにも及び、20個の器を同時に載せることができ、重さを合わせると35キロにもなる。料理を頭に載せながら、人々が集まる中でスープをこぼさずに料理をテーブルまで運ぶ。