28日、上海ディズニーランドのチケット販売と直営ホテルの宿泊予約がスタートした。上海ディズニーランド公式サイトによると、微信(Wechat)公式アカウントが発売した6月16日から9月まで全期間のチケットは、発売と同時に瞬時に完売したという。一方、アリババ傘下の旅行サイト「阿里旅行」公式フラッグシップショップが持っているチケットは、まだかなり余裕がある模様。上海ディズニーランド直営ホテルも、開園後1週間はほぼ満室という予約殺到状況となっている。東方網が報じた。
○上海ディズニーランド公式サイトでのチケット販売は即時完売
ディズニーの公式チケット販売計画によると、3月28日午前0時1分にチケット販売が正式にスタート、観光客は上海ディズニーリゾート公式サイト、同微信公式アカウント、阿里旅行公式フラッグシップショップで予約ができるようになった。さらに、同日午前8時からは、上海ディズニー予約サービスセンターで電話予約もスタートした。同時に、ミュージカル「ライオン・キング」の座席予約とテーマホテルの宿泊予約も可能となった。
記者が真夜中にディズニーランドのチケット販売スタートの様子を追跡してみた。公式販売ルートである上海ディズニーリゾート公式サイトおよび微信アカウントでは、チケットの申し込みが殺到した。28日午前0時、まず上海ディズニーリゾート公式微信にログインした。「チケット購入」「チケット予約」画面に入ろうとクリックしたところ、「応答なし」現象に遭遇した。午前0時10分、ようやくこの画面に進むことができたが、6月16日から9月30日までの「大人用チケット」「子供用チケット」「シニア用チケット」など全種類のチケットが軒並み、「完売」状態になっていた。上海ディズニーリゾート公式サイト上でも、状況は同じだった。記者が未明に上海ディズニーリゾート公式サイトにアクセスしたところ、「ただいま処理ができない状況になっています。時間をおいて再度お試しください」というメッセージが表示された。一方、もう一つの公式チケット入手ルートである「阿里旅行」の公式フラッグシップショップでは、チケットの在庫はかなり余裕がある模様だった。