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「春満喫・行楽列車」が長江デルタ高速鉄道旅行の新たな目玉に

人民網日本語版 2016年04月05日16:37

「浙江麗水緑谷めぐり」「霊秀九華祈願めぐり」「仙山婺水金華めぐり」「丹霞岩茶武夷めぐり」「魅力婺源黄山めぐり」--。これらは、長江デルタ地域の高速鉄道列車で行く「日帰り」または「1泊2日」ツアー商品で、観光客の間では「春満喫・行楽列車」と呼ばれている。今年の清明節連休中、日帰りまたは1泊2日で各観光地を満喫する個人旅行は、長江デルタ地域における高速鉄道列車を利用した「春の行楽」の一大スポットとなった。新華社が伝えた。

中国で観光業が最も盛んな地域のひとつである江蘇、浙江、安徽、上海3省1市は、数多くの中国優秀観光都市と数百カ所に上る国家5A・4A級観光地を擁し、広範囲に多数分布している品質の優れた観光資源は、国内外から多くの観光客を惹きつけている。長江デルタ地域の高速鉄道、都市間鉄道、旅客輸送専用線は、利用客の普段の外出に便宜をもたらすと同時に、緻密な高速鉄道観光ネットワークを構成している。マイカー旅行は、時間的制約がない代わりに、交通渋滞という問題を抱えていることから、週末や小連休には、高速鉄道を利用して春の行楽旅行に出かけるという選択をする旅客が増えてきている。

高速鉄道を利用した旅行はここ数年、重要な選択肢となりつつあり、祝休日の高速鉄道利用者数は年々増加傾向にある。今年の清明節連休中、長江デルタ地域における高速鉄道利用者数は800万人、一日あたり200万人に達した見込み。この数値は、前年同期より71万6千人増、増加率は9.8%に上った。(編集KM)

「人民網日本語版」2016年4月5日

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