鶯が飛び交い草木の緑が眩しい清明節がやって来た。ご先祖さまのお墓参りのほか、自然豊かな場所に行楽に出ることも、小連休には欠かせない活動だ。今年の清明節小連休には、どのような遊び方やすう勢が目立っているのだろう?ビッグデータの分析から、清明節連休旅行をめぐる4大キーワードを総ざらいしてみた。新華社が報じた。
キーワード1:大学キャンパスでのお花見
春の行楽は、暖かな春の日差しを存分に楽しめる最良の選択肢だ。携程旅行網の統計データによると、今年の清明節連休は、江西省婺源、安徽省黄山、河北省趙県など、花見の名所として昔から有名な観光地が、相変わらず観光客の人気を博している。また、名だたる「武漢大学の桜」をきっかけとして、各大学キャンパスに咲き誇る満開の桜も、人々の注目を集めている。
統計データによると、今年の清明節をめぐる検索キーワードのうち、「大学+桜」による検索件数は、昨年比ほぼ倍増した。また、旅行攻略プラットフォーム「携程攻略コミュニティ」が発表した「2016年清明節 【大学+花】人気検索ランキング・トップ10」によると、首位は依然絶大な人気を誇る「武漢大学+桜」で、第2位以下は順に、「アモイ(厦門)大学+ワタノキ」「中山大学+ツツジ」「華中農業大学+菜の花」「南京理工大学+オオアラセイトウ」「中国人民大学+白木蓮(ハクモクレン)」「天津大学+花海棠(ハナカイドウ)」「華南農業大学+花蘇芳(ハナズオウ)」「三峡大学+桃」「西南大学+更紗木蓮(サラサモクレン)」だった。
携程攻略コミュニティの旅行専門家は、「年齢別傾向を見ると、「大学+花」のキーワードで検索する観光客の7割は、25歳から35歳の若い人たちだ。大学を訪れる花見客は、その大学の卒業生および家族が多数を占める。若者にとって、大学キャンパスはすでに、春の行楽の主要目的地の一つとなった」とコメントした。