毎年、3月、4月になると、桜の花が満開になり、大勢の花見客でにぎわう。アジアの中国や日本、韓国では、それぞれの「桜祭り」が開催され、美しい桜を見ようと人だかりができる。しかし、「桜の起源」という話題になると、気の重い論争が続いている。新華網が報じた。
韓国の聯合ニュースによると、韓国は「桜の起源」をめぐって、日本と長年論争を繰り広げてきた。樹木学者で韓国国立山林科学院暖帯亜熱帯山林研究所のキム・チャンス所長は、「朝鮮半島の多くの桜の木は、現地で自生し、その起源は済州(チェジュ)島の野生の桜」との見方を示す。
現在、済州島では「第25回ソメイヨシノ祭り」が開催中で、多くの観光客でにぎわっている。キム所長は要請を受けて、この桜祭りにおいて、上記の発言を含む韓国の桜の文化や歴史、エピソードなどを語った。