地震に襲われた時、まだ寝ていたら、逃げるチャンスを逸するのか?環球網が伝えた。
河北省石家荘市に住む定年退職者の王文錫さん(当時66歳)は2010年、上記の問題を解決するため、「地震用自動救急救命ベッド」を発明し、国の特許を取った。
当時のデザインでは金属製の箱の上にマットレスを敷いた状態で「蓋」は開いている。地震が発生すると人がマットレスごと箱の中に落下し、「蓋」が閉じる仕組みになっている。
新型のデザインは「ハエとり草」や「金庫」と例えられるが、写真で示すように地面に置かれたセンサーが地震の揺れを感知すると、マットレスが落下し、両側の蓋が勢いよく閉じるようになっており、強度が非常に強い金属製の箱は地震が収まるまで持ち主を保護する仕組みだ。見た目をよくするために、開発者は蓋の部分をインテリアに組み込み、物々しさと違和感をカムフラージュしている。
地震は突発的に発生し、どれくらい続くかわからないため、箱の底部には大量の保存食や水、カンパンなどが備蓄されている。(編集JK)
「人民網日本語版」2015年12月21日