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李克強総理「中豪実務協力の新分野を開拓」

人民網日本語版 2016年04月15日15:18

李克強総理は14日午後、北京の人民大会堂でオーストラリアのターンブル首相と第4回中豪首相年次会談を行った。新華社が伝えた。

李総理は「中国側は中豪関係の将来性への自信に満ちている。相互尊重、平等互恵の原則を順守し、共通認識をしっかりと実行に移し、戦略面の相互信頼を強化し、発展戦略を連結し、協力分野を拡大し、溝を適切に処理して、中豪の包括的・戦略的パートナーシップの持続的で平穏な発展を促し、世界に積極的なメッセージを発したい」と述べた。

また「オーストラリア側と共に相互補完を一層発揮し、インフラ整備や装備製造分野で生産能力協力を展開し、互恵・ウィンウィンをより良く実現したい。新エネルギー、新型の都市化、環境保護、越境電子商取引など新興分野で実務協力の拡大に力を入れ、留学、観光、地方友好交流を強化し、司法、法執行、防衛協力を深化するとともに、世界や地域の多国間枠組で緊密な意思疎通と調整を保ち、地域と世界の平和・安定、共同発展を促進したい」と表明した。

両首相は関心を共有する国際・地域問題についても踏み込んで意見交換した。

会談前、李総理は人民大会堂東門前広場でターンブル首相の歓迎式典を催した。会談後、両首相は科学技術革新、観光、工業団地、鉱産物など各分野の協力文書の調印に立ち会った。(編集NA)

「人民網日本語版」2016年4月15日

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最新コメント

室戸 桂一朗   2016-04-1658.157.98.*
中国と経済協力関係を結びたい、というのはどこの国でも当然であろうし、安部ですら経済では中国から利益を得たいと考えている。問題は軍事面であろう。世界に軍隊を展開し、世界を軍事支配するアメリカは、中国の台頭を嫌悪しているようだが、これこそ思い上がりであり、なんら正義はない。経済で世界的大国になれば、軍事でも世界的大国になろうとするのは、貿易ルートの保持のためにも当然だろう。他国と協力しつつ世界的な軍事協力関係を構築したいというのが、中国としての立場であろうと思う。自国だけでルートを支配しようとし、それに逆らう者を排除するアメリカこそが世界最大の問題児だ。しかし中国はオーストラリアと軍事協力関係を築けるのだろうか。