●大雨が土砂崩れの原因か
初期調査から、土砂崩れ発生の原因は、このところ降り続いた大雨によるものとみられる。福建省泰寧県政府によると、7日から8日にかけて、泰寧県は広範囲にわたり暴雨や大暴雨に見舞われ、所によっては24時間の降水量が191.6ミリメートルに達した。
●現在の捜査・救援活動
三明市は市級病院と近隣県の病院で構成された救急車16台と医療スタッフ約60人による医療救援チームを組織、現場に派遣した。複数の指定病院に緊急救援室が設けられ、医療スタッフと輸血用血液16万ミリリットルを用意して救命措置に備えている。市および県の消防隊は、消防車13台と生命探査機などを携えた消防隊員100人以上が現場に救援に駆け付け、県・郷の幹部約300人も救援のため現場に向かった。このほか、建設機械40数台も現場に配備された。