長沙リニア線が6日、試験的な営業運転をのため開通した。これは中国が完全に独自の知的財産権を有する中低速リニアモーターカーモデル線で、世界最長の中低速リニア線でもある。中国新聞網が伝えた。
長沙リニア線の全長は18.55キロで、全線に高速鉄道駅、榔梨駅、空港駅の3駅を置く。試験営業運転初期は、午前9時から午後6時まで、5本を同時運行する。快速は区間によって乗車料金が決まる。試行中の乗車料金は全区間で1人20元(約330円)。
同リニアモーターカーは中国中車株洲電力機車公司と国防科技大学などの大学が共同開発した。設計上の最高時速は100キロで、列車の定員は1本当たり363人。安全、低騒音、小旋回半径、高登坂能力といった特長を持ち、多くの成果が世界トップ水準に達している。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年5月9日