米国の専門家はこのほど、米シンクタンクが開催したシンポジウムで、「南中国海のサンゴ礁は今、広範囲にわたって破壊されている。中国が大々的に進めている埋め立て建設がその主な原因だ」と指摘した。また、フィリピンも美済礁(英語名・ミスチーフ礁)などにおける中国の建設行為が海洋の生態環境を破壊していると指摘した。新華社が伝えた。
これに対し、外交部の洪磊報道官は6日、「南沙(英語名・スプラトリー)諸島の主人である中国は、ほかのいかなる国家、いかなる機関、いかなる人物よりも関連島嶼・岩礁と海域の生態環境保護に関心を寄せている。中国の建設によって、南沙の生態環境保護能力は大幅に向上しており、その方法は時の試練に耐えることができる」と述べた。(編集SN)
「人民網日本語版」2016年5月7日