空気ボンベのマウスピースを水中で交換する訓練
糞便流れる場所で死体捜索も
普段、特殊警察は、泥、水草、汚水だらけの水域で捜索活動を行う。
ある特殊警察は、「潜水士が頭に糞便を乗せて水中から浮かびあがり、手には死体があったことがあり、忘れることができない」と振り返る。「当時、精神病患者が川でおぼれたと通報があり、現場に駆け付けると、川の水面は黒い油で覆われ、糞便やゴミなどが近くから流れ込んでいた。ある特殊警察が準備をして川に潜り、約20分捜索して死体を抱えて浮かび上がってきた。その時、彼の頭には糞便が乗っていた」という。
人を水上で運ぶ訓練
別のベテラン特殊警察は、「特殊警察になったばかりのころ、北京郊外のある水域で死体を捜索する任務を行った。底で完全に腐敗した死体を見付け、すぐに水面に向かった。岸までその死体を運ぶ時、一部の組織が落ちて、骨が露出していた」と振り返る。