＜動画＞国境線を守る若き警察の花

中国東北地域の標高が最も高い長白山で、中国の国境警備、治安の維持、24時間体制での交代勤務を行なう国境将兵がいる。高卓さんもそのうちの一人だ。1993年生まれの高さんは2015年6月、長白山国境警備支隊池北大隊に配属され、東北地域の標高が最も高いところで勤務にあたる唯一の女性国境警備警官になった。

毎日早朝5時20分起床、午前5時半訓練に出発、午前8時から1日の仕事が始まり、午後5時半に勤務終了という日課を毎日続けている。

仲間の目には、背が高くて優しい顔立ちの高さんは美しい女の子というだけでなく、仕事を一生懸命こなし、苦労を厭わない「オヤジ女子」という風に映っている。行政の仕事のほか、彼女と隊員たちは長白山での任務にも当たっている。暖かな春を迎え、花々が咲き乱れる5月でも気温は氷点下10度の長白山では、積もった雪が融けて無くなることもなく、厳しい寒さの中、任務に就く高さんは長白山景勝地の安全を守っている。

一人前の国境警察になっていても、小さい頃から軍への憧れを抱いている高さんは子供の頃からの夢に向かって一生懸命に努力を続けている。彼女は、「軍服を着ることに悔いがない選択だ]と話す。(編集JK)

「人民網日本語版」2016年5月13日