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マイクロソフト、ノキアのフィーチャーフォン事業を売却

人民網日本語版 2016年05月20日14:17

2014年のマイクロソフトによるノキア携帯事業買収は、「総負け」の取引であったことが証明された。マイクロソフトは19日、ノキアの多機能携帯電話(フィーチャーフォン)関連の資産を、中国の富智康集団(鴻海の子会社)とフィンランドHMD globalに3億5000万ドルで売却することとで合意したと発表した。京華時報が伝えた。

合意によると、マイクロソフトはノキアのフィーチャーフォン関連資産(ブランド、ソフトウェア、サービス、顧客サービスネットワーク、顧客契約および重要な供給契約)のほぼ全てを現地の法律の規定に従って売却する。監督管理面の承認とその他取引条件を満たす必要があるが、今年下半期には手続きが完了する予定。富智康はこのほか、ベトナム・ハノイにあるMicrosoft Mobile Vietnamも取得する。これはマイクロソフトが現地に建設した製造施設が主となる。取引完了後、約4500人の職員は富智康集団あるいはHMD globalに移籍することとなる。

マイクロソフトのスマートフォン部門がノキアブランドを手放したのに続き、今回さらにフィーチャーフォン事業を売却した。つまり、マイクロソフトはノキアブランドと完全に手を切ることになる。

しかしマイクロソフトは、ノキアのフィーチャーフォン事業売却は携帯電話事業からの撤退を意味するわけではなく、今後もWindows 10 Mobileの開発を続けるほか、Lumia端末、Acer、アルカテル、HP、トリニティ、VAIOといったOEMパートナーとの端末についてもサポートしていくとしている。

一方のノキアは携帯事業をマイクロソフトに売却後、現在は通信機器メーカーとなっており、すでに携帯電話事業から撤退することを表明している。しかしこれは、かつて携帯市場をリードしたブランド・ノキアがこの世から消滅することを意味するわけではない。ノキアはライセンス契約という形を通じて、ノキア携帯を再び発売する。

マイクロソフトがフィーチャーフォン事業を売却した一方で、ノキアもフィンランドのHMD社とノキアブランドおよび特許技術に関するライセンス契約を締結、ノキアスマートフォンの生産を許可した。

HMDは設立されたばかりの企業で、経営者にはノキア元幹部が含まれているという。ノキアとHMD社とのライセンス契約の期限は10年間で、独占ライセンス提携となる。つまり、このたび富智康と共同でマイクロソフトからフィーチャーフォン関連の事業を取得したHMD社は今後、ノキアブランドのスマホ、フィーチャーフォン、タブレットPCを生産できる世界で唯一の企業となる。(編集SN)

「人民網日本語版」2016年5月20日

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