2016年5月20日  
 

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まさに体力勝負のパンダ飼育員、引っかき傷で満身創痍

人民網日本語版 2016年05月20日11:23

梅さんの手に噛みついて話さない腕白パンダ

1人の飼育担当者と幼いパンダ数頭が「竹ザル」を争奪する様子を撮影した動画が、微博(ウェイボー)上で話題になっている。動画では、女性の飼育担当者が、落ち葉を掃除しながら、「小さな国宝」たちの間を歩き回っていた。数頭のパンダは、落ち葉を入れたばかりの竹ザルに突進してザルをひっくり返す。大騒ぎのあと、落ち葉は再び地面いっぱいに広がり、一面「カオス」状態と化している。飼育担当者は、四川なまりの言葉で、「ああ!あなたたちって本当にもう!私にはもう力は残っていない……」と叫び、見物していた来園客の笑いを誘っていた。あるネットユーザーは、「国宝の腕白はひどすぎないか?落ち葉を掃いていた女性があまりにも可哀想」と感想を漏らした。 華西都市報が伝えた。

動画に写っている女性は、成都パンダ繁殖研究基地で飼育を担当する「80後(1980年代生まれ)」の梅燕さんで、同研究基地で8年のキャリアを持つベテラン飼育員だ。これまでに50頭以上のパンダの飼育を担当してきた経験があり、パンダの面倒を見ることに全精力を注いできた。「毎日処理する糞便は50キログラムあまり、運ぶ餌(新鮮な竹)も50キロを上回る。パンダの世話は、朝から暗くなるまで毎日が100%体力勝負」と彼女は話した。


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