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「つまらないライブ配信」が若者に人気 業界関係者「若い世代の孤独が浮き彫りに」

人民網日本語版 2016年05月24日09:05

ライブ配信が、今年の最もホットな「インターネットへの出入口」の一つとなったことは否定できない。同時に、節度にかけた一部の現象も、社会の物議を醸している。だが、大多数の人々の想像に反し、ますます多くの若者がライブ配信を観るのは、刺激を追い求めるためではなく、「つまらないものを観る」ことが目的となっている。中国青年報が伝えた。

コメント機能付き動画サイト「bilibili」が今月17日に明らかにしたところによると、同サイトがシャオミ(小米)と提携して試験放送した「小米MAX超耐久無聊待機ライブ」は、7日間を超えた生放送期間中、1千万を上回るユーザが視聴したことを明らかにした。7日間のライブ放送中、パーソナリティがやったことといえば、お馴染みの歌やダンスのパフォーマンス以外に、何もしない・食事をする・絵を描く・ゲームをする・テントを張って寝るなど、「見どころ」が探し出せない状況が続いた。16日午後、ライブ配信の実験の「つまらなさ」は明らかに極限に達し、「天下一のぼんやり大会」までやり始め、ライブはぼんやり一色に包まれた。

bilibiliライブ配信のメイン画面右側には、「過去7日間の餌やりランキング」のコーナーが設けられている。ランクインしているユーザーは、過去7日間に、このライブ発信で獲得した賞金額が最も高い人々だ。この「最もつまらないライブ」に、多額の賞金が出されていたことは、誰もが想像しなかったことだ。また、賞金を出す側も、最高で2492.1元(1元は約1.68円)投じていた。


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