夏が来る前に急いでダイエットに励む女性は多い。ある減量クリニックの情報によると、「断食・絶食」や、単一の食品だけを食べ続けるというような、極端なダイエット方法を試す女性は最近少なくなった。その代わり多くの女性が取り組んでいるのが「平日ダイエット」だ。これは仕事のある平日に少な目の、野菜中心のあっさりした食事をし、週末に好きなものを食べるというものだ。しかし、このやり方は体に大きな負担をかけ、様々な症状が出る可能性があるという。中国新聞網が台湾紙・聯合報の記事を引用して伝えた。
栄養士によると、女性は週末にデートや飲み会で暴飲暴食に走りやすい。休みが終わるととたんに罪悪感が芽生え、週末の食べ過ぎで太ったのではないかと心配になり、平日に極端に食事を減らし、中には1日1000キロカロリー以下に抑える人もいる。その結果、肌の老化や疲労、便秘、栄養のアンバランスといった症状が出る。
金融業で働く女性(28)は、2カ月連続で平日のカロリー摂取量を1日1000キロカロリー以下に抑え、週末には暴飲暴食を重ねていた。結果、以前は肌のハリツヤも良かったのが、アレルギー、皮がむける、吹き出物といったトラブルがみられるようになって初めて食生活に問題があることに気付いた。