2016年5月31日  
 

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上海大学生のクレジット消費調査 3年生が利用率最高

人民網日本語版 2016年05月31日08:35

上海市社会科学界連合会と上海市信用研究会は27日、「上海市大学生クレジット調査指数調査報告」を共同で発表した。人民網が報じた。

同調査報告の取りまとめを行った洪メイ教授によると、今回の調査では、上海19大学の学生の中からサンプルを抽出した。19大学には、総合大学、理工系大学、財政経済系大学、教育系大学、政治・法律系大学、語学系大学などが含まれる。調査はアンケート方式、個別訪問方式、オンライン調査方式で実施され、計2301組の有効回答が得られ、アンケート回収率は98%を上回った。

○クレジット消費の利用率、女子が男子をやや上回る 3年生が最高

上海市の大学生によるクレジット消費状況に関するアンケート調査結果によると、女子が56.74%、男子が43.26%と、男女比については、女子が男子をやや上回った。

大学の種類別にみると、クレジット消費の利用率が高かったトップ3は順に、財政経済系大学(47.47%)、理工系大学(29.57%)、総合大学(13.22%)と、財政経済系大学に在籍する学生が最高だった。

○学生の過半数が「分割払い」を利用

アンケート調査の結果によると、「消費者ローン(就学ローン、起業ローン、留学ローン)の利用」が全体の22.53%を占めた。「クレジットカード使用」は32.31%。また、「分割払いプラットフォーム(螞蟻花唄、京東白条、趣分期など)」を利用する人は52.37%に上り、「その他の形式」は20.06%だった。半数を上回る学生が、分割払いプラットフォームを利用していた。

○「就学ローンは返済の必要なし」「わからない」学生、2割超

調査によると、「クレジット消費に対する大学生の道徳観や考え方が、将来の消費行動に及ぼす影響」について、「深刻な影響を及ぼす」と考える人は33.7%にとどまった。「影響はそれほど大きくない」は45.93%、「影響は及ぼさない」は9.05%、「わからない」は11.32%だった。「影響はそれほど大きくない」「影響は及ぼさない」「わからない」の合計は66.3%に達した。卒業後、利用した就学ローンの返済について、「無条件に返済期限通りに返済する」が76.87%を占めた。「就職しない間は返済する必要がない」は10.9%、「学校を卒業すれば、返済する必要がない」は1.34%、「よくわからない」が10.9%を、それぞれ占めた。「無条件に返済期限通りに返済する」人の割合(76.87%)は、昨年(67.38%)より高かったものの、23.13%の学生が、「就学ローンは返済の必要なし」「わからない」という認識をもっていた。


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