中国科学技術部(省)が26日に発表した情報によると、国家第12次五カ年計画(2011~2015)科学技術革新成果展が6月1日に北京展覧館で開幕し、7日まで一般開放される。一連のハイテク革新成果が、実物の展示、VR、裸眼3Dなどの形式により、全面的かつ系統的に展示される。新華社が伝えた。
中国科学技術部の責任者によると、宇宙実験室「天宮2号」内の風景、中国製のハイエンド「チップ」、新エネ車、高速鉄道、近代的な農業施設、エボラワクチン、整形外科手術が可能なロボットを含む、第12次五カ年計画期間、特に2012年の中国共産党第18回全国代表大会以降の中国による世界先進レベルの重大革新成果が展示される。来場者はこれらの成果を実際に目にし、手で触ることができる。
中国科学技術部によると、第12次五カ年計画期間、特に中国共産党第18回全国代表大会以降、科学技術革新は経済・社会の発展および国民生活の改善を力強く支えている。集積回路の製造技術は自主発展の高速道路にのり、TD-LTEの整った産業チェーンがほぼ形成された。独自に開発した次世代高速鉄道の技術は世界トップレベルに達し、超高圧送電・変電技術を全面的に把握した。風力発電・太陽光発電の累計設備容量が共に世界一となり、新エネ車の生産・販売台数は2015年に30万台を超えたと予想されている。科学技術革新は、経済の安定成長、供給側改革を推進する新たなエンジンになった。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年5月31日