中国の科学技術界が、再び名を上げた。中国深セン怡豊ロボット科技有限公司が、中国製の自動駐車システムを開発した。車の引き渡し時間は120秒で、従来の駐車場と比べ利用効率が40%以上も向上する。
このシステムは、世界初の「レーザー誘導+ラック交換」型AGV(無人搬送車)と呼ばれている。測位の誤差は5ミリ以下で、移動速度は最高で秒速1.5メートルに達する。平均積載重量は2.5トン。360度のターンにより、100台のAGVを同時に動かすことができる。
AGVもレーザーレーダーも、目新しい概念ではない。これほど注目されているのは、駐車に利用されているからだ。同社はこのほど、同プロジェクトの動画を公開した。これが予想外にもネット上で大反響を呼び、企業が毎日、事業提携を求め同社を視察しに来るという。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年5月31日