2016年6月14日  
 

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見かけの韓国ドラマ、中身の日本ドラマ、では中国ドラマは? (3)

人民網日本語版 2016年06月14日15:10

共同製作やリメイクドラマで市場を救おうとする中国ドラマ

国際的なテーマとはなんだろうか?この命題は見た感じ大きそうに見えて、実際はそんなことはない。「人間本来が表す感情の最も底辺にあるもの、それが情緒だ」と崔真僖氏は「太陽の末裔」で自分の考えをまとめている。「見かけの良さ」では韓国ドラマに及ばず、「中身の良さ」でも日本に及ばない中国ドラマの行き先はどこにあるのだろうか。リメイクドラマは試みの一つであるかもしれないが、現在のところリメイクドラマの名作はまだ現れていない。

同フォーラム開催に先立ち、上海メディアグループは「純愛三部曲」計画を発表し、「デート~恋とはどんなものかしら~」と「プロポーズ大作戦」、「最高の離婚」という日本ドラマ3本のリメイクドラマを製作する予定だ。大多氏自身はリメイクドラマの製作に異議があるということだが、今回の提携を通じてより多くの試みが可能だとした。「私の経験からすると今まで製作された共同製作のドラマはどれも出来はあまり良くなかった。例えば中国と日本のテレビ局が共同製作を行う場合、どちらが指揮を執るのか?主導権がどちらの国にあるのかが非常に曖昧なため、成功しているとは言い難い。『デート~恋とはどんなものかしら~』に関して言えば、日本の場合、通常、商業的な角度からテレビドラマを撮影するため、テレビ局の収益も少なくない。しかし同ドラマには海外に進出するという戦略は全く建てられていない。今回の国際的な協力では、中国側が主導権を握り、日本側は各方面から援助を提供するという提携方式が望ましい。そうすることで中国側がリメイクしたこのドラマが日本に再上陸を果たした際に日本の視聴者にも受け入れられると思う」と指摘した。また崔真僖氏も「韓国でも現在までにリメイクドラマが成功した例が無い。文化的な共通点があることは有利に働くが、具体的なお国事情や言葉への細かな処理などがテレビドラマの出来を左右することは想像に難くない」としている。(編集TG)

「人民網日本語版」2016年6月14日


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