同報告では、初めて多くの住民に対するアンケート調査やデータを分析し、住民が実際に感じている住みやすさを反映させている。年齢や学歴、戸籍の状況、世帯所得によって、都市の住みやすさに対する評価も大きく異なっていたのは興味深い。なかでも都市の住みやすさに対して厳しい評価をしたのは、20-29歳または40-49歳で現地の戸籍を所有し、高学歴、世帯所得が5000元(約8万円)以下と2万元(約32万円)以上の住民だった。つまり、中間層の満足度が、高所得、低所得の住民より高いということになる。
さらに、調査結果によると、住民の幸福度が最も高かった中国の都市は上から順に厦門、威海、寧波、済南、蘇州だった。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年6月15日