友人と疎遠になってしまうのは、一体いつ頃なのだろう?海外の研究者がこのほど、調査とデータ分析を通じて、人々が友人を失い始める曲がり角となるのは25歳であるという結論に達した。金陵晩報が伝えた。
○25歳は新たな人間関係が始まる「ターニングポイント」
学術誌「Royal Society Open Science」の掲載論文によると、英オックスフォード大学とフィンランド・アールト大学科学技術校の研究者がこのほど、欧州の某気通信事業者によって提供された通話記録を分析し、320万人のヨーロッパ人を対象に電話の習慣について 研究を進め、彼等が友人と疎遠になる年齢について調査した。その結果、人々が新たな人間関係を形成し始める年齢は25歳であることが判明した。
専門家は、これについて、次の通り説明した。
男女を問わず、25歳という年齢は、人間関係がピークに達する時期で、交際範囲が最も広く、かつ豊かになるのは、ちょうど25歳の頃だ。
その後、だんだんと、友人や知人との連絡が途切れがちになり、人間関係の重点は、子供や仕事関係など別の場所にシフトしていく。さらに、自分自身のための時間の大切さに思いを馳せるようになる。45歳になると、この傾向は再び穏やかになり、平穏期に入っていく。
調査データをより細かく分析したところ、若い頃は、女性より男性の方が友人の数が多い傾向にあった。だが、39歳を過ぎると、この形勢は逆転し始める。39歳の時点で、友人の数は、男女とも、だいたい12人から15人の状態となる。